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おうけのもんしょう
古代エジプトにタイムスリップ
『王家の紋章』は、現代に生きるアメリカ人の愛らしい少女、キャロルが、古代エジプトへとタイムスリップするところから始まる歴史ロマン漫画です。
考古学を学ぶキャロルは、古代エジプトに関わる出来事をきっかけに、はるか昔の時代へと巻き込まれていきます。
そこで出会うのが、若きエジプト王メンフィスです。
現代の知識を持つキャロルは、古代の人々から見ると不思議で特別な存在です。
その知恵や振る舞いが周囲の人々を驚かせ、やがて王族や異国の人々の心を動かしていきます。
物語は、古代エジプトの王宮、戦い、陰謀、恋愛、そしてさまざまな国の人々との出会いを描きながら進んでいきます。
現代と古代を行き来するようなロマンもあり、キャロルをめぐる恋や運命が大きな見どころです。
きらびやかな王族の暮らしや、古代エジプトならではの世界観を楽しめる一方で、キャロルが行く先々で多くの人を惹きつけていく、王道ヒロインらしい展開も魅力の作品です。
キャロルの勇気と知恵が、古代エジプトの運命を大きく変えていきます。
『王家の紋章』の見どころは、なんといっても現代の女の子が古代エジプトへタイムスリップするというロマンあふれる設定です。
古代エジプトの王宮、王族たちの暮らし、きらびやかな衣装や装飾、異国の空気。
そうした世界の中に、現代から来たキャロルが入り込んでいくことで、普通の歴史漫画とは違うワクワク感があります。
キャロルは、まさに昔の少女漫画らしい王道ヒロインです。
行く先々で人々の心をつかみ、王族や異国の人たちからも特別な存在として見られていきます。
「また恋されているかも?」と思うような展開も多く、そこも含めて『王家の紋章』らしい魅力だと思います。
特にメンフィスとの関係は、この作品の大きな軸です。
強引さや王としての気高さを持つメンフィスと、現代の感覚を持つキャロルのやり取りには、時代も価値観も違う2人だからこその面白さがあります。
また、古代パートだけでなく、現代側の恋や人間関係がどうなっていくのかも気になるところです。
古代エジプトの世界に引き込まれつつ、現代に戻ったときの関係も気になってしまうのが、この作品の不思議な魅力です。
そして個人的に気になるのは、エジプトの人たちの髪型です。
衣装や装飾も含めて、今の漫画とは違う独特のビジュアルがあり、読んでいるうちにクセになってきます。
長く続いている作品ならではの絵柄や雰囲気も、『王家の紋章』の味だと思います。
歴史ロマン、タイムスリップ、王族の恋、きらびやかな世界。
そういう要素が好きな人には、かなり刺さりやすい漫画です。
-おすすめな人-
・古代エジプトが好きな人
・歴史ロマン漫画が好きな人
・タイムスリップものが好きな人
・王族や宮廷を舞台にした物語が好きな人
・昔ながらの王道ヒロインが出てくる漫画を読みたい人
・きらびやかな衣装や王宮の雰囲気を楽しみたい人
・長く続く少女漫画の世界にじっくり浸りたい人
-読む前に知っておきたいこと-
『王家の紋章』は、かなり長く続いている作品です。
そのため、テンポよく結末まで一気に進む作品を求めている人よりも、キャロルがさまざまな場所で出会い、巻き込まれ、愛されていく流れを楽しめる人に向いています。
一方で、行く先々でキャロルが特別な存在として扱われたり、周囲の人たちから想いを寄せられたりする展開が続くため、毎回違う展開を求める人には少し同じパターンに感じるかもしれません。
また、最新刊まで読んでも物語が完結していないため、続きが気になって仕方なくなる人は注意が必要です。
ただ、古代エジプトのきらびやかな世界や、王道少女漫画らしいドラマチックな恋愛を楽しみたい人には、一度ハマると長く付き合いたくなる作品だと思います。
3.5
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